ひぐらしのなく頃に業・卒 考察ブログ

2020年放送開始した「ひぐらしのなく頃に」を考察

ひぐらしのなく頃に業 綿騙し編考察(改)

ひぐらしのなく頃に業 綿騙し編考察

注意:「ひぐらしのなく頃に」を全て理解していない人にとっては、ネタバレ要素が多数含まれています。

ひぐらしのなく頃に業 綿騙し編で起こった事件は以下の4つ

  • 園崎おりょう・公由村長・園崎詩音が井戸から遺体で発見
  • 紗都子と魅音が園崎本家の廊下で死亡
  • 梨花が学校の便槽から遺体で発見
  • 富竹と鷹野が軽トラを奪って失踪

まず、富竹と鷹野の失踪から考察していきましょう。

富竹と鷹野の失踪は本当にあった?

綿騙し編3で、詩音からの電話で知る。

詩音からの情報によると

  • 富竹と鷹野が行方不明になった
  • 軽トラを奪って消えた
  • 村人が数人目撃している

詩音はこの時、園崎本家から電話している事。

園崎家には警察が把握しているような情報が舞い込んでくる事。

この事から、この情報はあながちウソとは言えない。

鬼騙し編との違い

鬼騙し編では、富竹と鷹野の失踪について「軽トラを奪って失踪した」という情報は入ってなかった。

綿騙し編では、綿流しのお祭りの翌日で一気に事が進んでしまったために、診療所の改装については描写されなかった。

鬼騙し編では診療所の改装は6/23に行っていた。

なので、鬼騙し編と綿騙し編の共通点は「2人が失踪した事」「鷹野は車を置いて。富竹は自転車を放置して失踪した」という事。

ちなみに、原作版ひぐらしのなく頃にでは鬼隠し編綿流し編も富竹が死んで鷹野が偽装の焼死体で発見されたのは同じ。

ひぐらしのなく頃に業の世界が反転世界だとして、2人が行方不明なのは、いわゆるオヤシロ様の祟りとして扱われているとしたら?

個人的には綿騙し編と鬼騙し編の2人の失踪は同じものだと考えている。

わざわざ他人の車を奪う理由とは?

ただ単に逃げる為なら、足の速い鷹野の乗用車を使った方が良い。

わざわざ他人の車を奪って逃走する理由は

  • 鷹野の車では足が付きやすい
  • 夜ならば車の中までは外から見えづらいから、隠れて逃げるには良い

この2点が思いついた。

鷹野と富竹は東京(野村)から逃げたのだろうか?と考える事も出来る。

もちろん、野村の陰謀により行方不明という形を取った。という見方も出来る。

ひぐらしのなく頃に業は反転世界だとして、野村とは反対の小泉派が黒幕だとして世界が進んでいるのだとしたら?

単純に反転世界だとすると、そう考えてもおかしくはない。

綿騙し編1の詩音は魅音

さて、話を綿騙し編1から見てみましょう。

綿騙し編1のキャストでは、「園崎魅音」だけが掲載されていた。

ちなみに綿騙し編4も「園崎魅音」だけ。

見た目は詩音だけど、魅音なのか?

エンジェルモートの詩音は魅音なのか?と疑問に思う事はあるでしょう。

正直、エンジェルモートで初めて詩音を見た時の中身がどっち?なんて、物語の核心にはあまり影響ないと思ってるんで、どっちでも良いです。(笑)

個人的には魅音の可能性が高いと考えています。その理由は

  • 最初の声の出し方が魅音っぽい
  • 圭一を見た時の反応が詩音っぽくない
  • 詩音ならもう場慣れしていても良い

以上3つの理由から、魅音だと考えてます。

詩音の胸の内

綿騙し編2のデザートフェスタの帰り、詩音とデートをする圭一。

詩音は魅音の事を話す。

魅音のどことなく甘えた所が好きじゃない。許せないなぁって思う所は色々ある」

この事から、そこまで仲が良いとも言えない関係なのかな?と感じる事はある。

祟騙し編の話になるが、詩音の行動力は魅音を凌ぐ。行動力というか、物騒な事を考える。これは切り替え云々とは別だと思っている。

原作とこういう所は一緒だと考えると、詩音は元々「魅音」と呼ばれていて、鬼の刺青を入れる時に入れ替わってしまった・・・と考えて良い。

ひぐらしのなく頃に業の考察・世界観前提

原作では、継承の儀式については互いに負い目があるようだったが、この点がひぐらしのなく頃に業はズレている・・・かもしれない。

魅音魅音で「詩音は自分が出せないもの(女らしい一面)を出せるし、魅音であると優遇されていた」この事に恨みや妬みがあるのかも?

大好きになった人からの初めてのプレゼント

圭一は詩音にお願いされた、洋風の人形をプレゼントした。

詩音は「大好きになった人からの初めてのプレゼントなんです」と言った。

この言葉がどれだけ本気か分からないが、魅音から何度も話を聞いていて気になっていた。

そして、好きになってしまった?

詩音は悟史の事が好きではないのか?

綿騙し編においては詩音が悟史の事を想っているのかどうかは、今の所特に描写されていない。

もちろん紗都子との関係性も不明。

しかし祟騙し編では「紗都子のねーねー」「悟史君に頼まれている」と言っている。

原作版ひぐらしのなく頃にと同じように、ひぐらしのなく頃に業は他のカケラとの関連性が並行世界だと仮定すると、綿騙し編の詩音は悟史や紗都子との人間関係は良好なのではないか・・・と考えられる。

しかし1つ矛盾がある

綿騙し編4において魅音は「私の知る限りでは、ここにある拷問道具を実際に使ったという話は聴かない」

このセリフは、単にここに置いてあるものを使った事が無いだけなのか。

それとも爪剥ぎ道具などの拷問道具"は”使った事があるのか・・・は分からない。

綿騙し編の考察の結論を言うと、魅音主犯説。

原作では詩音が悟史との事でケジメを付け、その後で魅音も爪を3枚剥いだ。その時にオヤシロ様の祟りは園崎家とは全く関係ないという話を鬼婆から聞く。

魅音が原作版ひぐらしのなく頃にて疑心暗鬼にならないのは、この為。

魅音は今回、疑心暗鬼になっているようなので、ケジメを付ける一連の出来事が無かったのだとすると・・・「私の知る限りでは、ここにある拷問道具を実際に使ったという話は聴かない」というセリフに矛盾はない。

単に詩音が悟史との事で親戚に迷惑を掛けなかった・・・とすると、ケジメを付ける必要性が無い。

悟史からは「紗都子を頼んだ」と言われただけで、そこまで好いてはいなかった・・・とも言える。それとも、冷めてしまったか。

だからこそ、圭一に対して恋心を抱いてしまった?

そう考えても違和感はない。

詩音が人形を欲しがったのは何故?

詩音が魅音と同じ人形を欲しがったのは・・・

  • 魅音から話を聞いて、欲しくなった
  • 圭一を試す為

詩音は何処となく圭一が「魅音だ」と思い込んでいる節があるので、引っ掛けた・・・と考える方が良いか?

物語考察に大きく影響しそうではあるが、どっちにしてもあまり意味が無い気がします。

日付のカットについて

さて、少しインターバルです。

ひぐらしのなく頃に業は日付のカットで、富田豆腐店の日めくりカレンダーだったり、木のデジタルカレンダーだったり、新聞のカットだったり、色々とある。

富田豆腐店の日めくりカレンダーは梨花の部屋に置いてあるものだと考察されている。

1つの意見として、富田豆腐店のカレンダーに切り替わった日は、梨花の「巻き戻り」が起こった。という意見がある。

でも、その前に梨花は圭一に対して的確に助言している。

これは梨花の断片的な記憶のせいなのか、巻き戻りのせいなのかは定かではない。

他のメンバーにも起こっている、他のカケラの記憶が残っているとしては、助言が的確すぎる。

それとも梨花だから、巻き戻り前でも助言出来るのか・・・。

綿騙し編は6/19だけが富田豆腐店のカレンダーだった。

しかし、翌日の6/20に木のカレンダーに戻っている。

ちなみに、祟騙し編は全て新聞のカット。

何かしらの意図があるのか、それとも視聴者騙しなのか、判断不能

個人的には視聴者騙しのような気がする。

羽入が居ない

圭一は詩音と一緒に祭具殿に入る。

その時に原作では「足音が聞こえる」と言っていたが、綿騙し編では無い。

つまり、この「ひぐらしのなく頃に業」では羽入が見えないどころか、居ないと推察される。

羽入の存在は雛見沢症候群のレベル評価くらいしか意味が無いので、特にこれといって物語に影響を及ぼすとは考えづらい。

羽入ごめんよwww

祭具殿に入った後の行動

圭一と詩音は、少しの間富竹と鷹野の一緒に居て、離れた。

詩音「お姉たちが探してるかもしれないから、行って。今晩の事は秘密にしておいて、いや当然。私たち4人が最有力候補なんだから・・・なんてね?」

これは圭一が怪しまれないように気遣ったためか?

後半は祭具殿に入った以上、冗談で言える事ではないので本心。

圭一は鳥居の辺りでメンバーと合流。この時、紗都子は居なかった。

原作版では紗都子も居た。この差が後でどう響くかは分からない。

はぐれてしまって、探すのが大変だから家に帰った・・・とも考えられるし、裏で何かをしていた・・・とも考えられる。

梨花の演舞のミスは意図的なのか?

梨花の演舞のミスは、綿騙し編に限って描写されている。

鬼騙し編では特に無し。また、鬼隠し編にもない。

綿流し編では同様に梨花の演舞にはミスがあった。

祟殺し編では圭一は参加していない。演舞のミスについては特に語られていない。

なので、意図的に梨花がミスしているとは断言できないが、梨花が圭一の動きを把握するためにわざとしている可能性は十分ある。

魅音が圭一に質問した意図とは?

単に詩音の心配をしていたのか、それとも祭具殿に入った事を知った上で、かまをかけたのか・・・。

鷹野と富竹については、時間帯的に軽トラ強奪事件の後だから、魅音が尋ねたんだと考えられる。

魅音が関連して聞いているのか、それとも別々として聞いているのかは分からない。

魅音が4人で祭具殿に入った事を知っているかどうかで、質問の意図が変わる。

知らない→詩音はどこに居るか知りたい。2人の動向を知りたい

知っている→素直に答えてくれるかどうか試している。2人の動向を知りたいor何か知っているのではないか?

ただ、大石は把握していたかもしれないが、魅音は祭具殿に入った事に気付いてなかったかもしれない。

というのも、原作版では魅音は把握してなかったから。

なので、魅音は祭具殿に入った事に気付いていないという方が有力。

何故大石は圭一の家の前で待っていたのか

単純に考えれば、大石の口ぶりから4人で談笑していたのを知っているので、1番アプローチしやすい圭一に定めた。

詩音は本家に帰ったようなので、事情聴取は難しい。

だから圭一に聞こうと考えた。

もちろん、富竹と鷹野の事で・・・。

なので、特におかしな事は無い。ただ、ルールZにとらわれている。

大石は園崎家がオヤシロ様の祟りの黒幕だと信じている節がある。

詩音からの電話は本家からの電話だった

わざわざ着替える必要性はないので、詩音が本家から圭一に電話をかけた。

詩音は本家で富竹と鷹野が失踪した事を知る。

オヤシロ様の祟りを彷彿させる出来事なので、圭一に連絡を取るのは何ら不思議な事ではない。

圭一は怖くなり、詩音に怒鳴ってしまう。

このせいで詩音は圭一に嫌われたと思い、ピーーーしたのではないか・・・とも考えられる。

タイミング的にこの時点でないと、魅音が詩音の処理が出来ないと考えられる。

おりょうと公由村長も同じタイミングで?

魅音オヤシロ様の祟りをどうにかして食い止めようと考え、御三家頭首の2人に手を掛けた・・・と考えられる。

梨花のブチギレ

原作版ひぐらしのなく頃にでも梨花がブチギレる事はあった。

それは紗都子の虐待を入江達に相談しても、動いてくれなかった時。(皆殺し編

「この世界が袋小路だという事が分かった!」と言い、ブチギレ。

羽入が居ない、ひぐらしのなく頃に業の世界では自分の死期が分からない。

もう公由も見つかっていないし、梨花目線で言えば綿流し・目明し編と同じようなルートを辿っていると思ってしまう。

この流れだと、どうしようも無いと思い、投げやりな気持ちになってしまい、ブチギレたのか?と考えられる。

ただ・・・「にゃーにゃー」に例えたのは、梨花なんですけどね。w

その時の梨花のセリフは

「ふっふっふ・・・そんなマヌケな例え話をしてくるとは思わなかったわ。良いのよ別に。あんたは何も心配しなくても。あんたは何も心配してもしなくても、もう全て終わっているわ。今年の祟りも。この世界も。あんたも私も全部ね。私の奉納演舞を大人しく見ていれば良かったのにね。だめよ・・・入っちゃいけない場所に。それも、綿流しの日に入っちゃうなんて。富竹の死体がまだ見つかっていないのは珍しいけれど、あの2人はもう死んでいるわ。詩音はまだ生きてるはず。もっとも、それがあんたにとって幸運な事かどうかは知らないけどね。ふっふっふ・・・」

  • 富竹の死体がまだ見つかっていない
  • あの2人はもう死んでる
  • 詩音はまだ生きてるはず

おかしな点が1つ。祭囃し編までの記憶を持っているとしたら、「あの2人はもう死んでいる」はおかしい。

鬼騙し編の記憶を引き継いで出たセリフかもしれない。この情報は新情報となる。

「詩音はまだ生きているはず」は、想像なので間違ってる可能性はある。おそらく綿流し・目明し編を踏まえてのセリフ。

後に、魅音が「作業服の男と話をしていた」という証言の時に、何かを聞いていたのかもしれない。

  • 圭一に話しかけた→作業着の男と話をしていた→梨花行方不明
  • 作業着の男と話をしていた→圭一に話しかけた→梨花行方不明

どっちなのかは分からない。しっくりくるのは後者。

梨花が居なくなる

綿騙し編4の冒頭、村長はまだ見つかってなくて、梨花までも居なくなる。

紗都子は圭一に疑いの目を向けた。

「圭一さん、先ほど梨花とお話していましたわよね?」

紗都子も何度かループして、何かが起こっていると気付いているかもしれない。

魅音はそこで「そういえば、校舎裏で誰かと話ていたような」と口を挟む。

魅音と圭一のペアで梨花を探す

圭一が表のトイレのカギが閉まっている事に気付いた時、魅音が「今なにか屋根の上に」と声を掛ける。

先ほどの事といい、魅音は圭一に疑いが向かないようにしているようにも見える。

魅音のセリフについて

「終わらせないといけないね。終わらせないといけないって言ったの。古手梨花はね、オヤシロ様の祟りを権威にしてきた御三家の頭首の一人。あの子が元凶なんだよ。そうだよ。あの子だよ。あの子が・・・あの子が殺そうとしてるんだ!御三家のオヤシロ様の祟りを利用して。そうはさせない!そうだ・・・私が祟りを終わらせる。あの子が殺そうとしてるんだ。殺そうとしてるんだ!違いない・・・違いない・・・」

魅音は既に始末したのか、それともこれからなのか・・・イマイチ分からない。

しかし動機は明確。

帰り道や水車小屋近くに居た車は?

帰り道に居た車の作業着の男は電気系統の作業着のようにも見える。

その時はトヨタハイエースのような大きさ。

圭一が水車小屋の所に来た時は、乗用車くらいのサイズだった。

ミラー越しのカットが入っていたのは何故か?

山狗か、それとも警察か・・・。どちらとも言えない。

魅音からの電話

圭一に電話が掛かってきた時、「もしもし圭ちゃん?」と聞こえ、圭一は「詩音か?」と聞いた。

そのあと、しばらく沈黙があってから「あ、魅音か?」というと「うちに来て。水車小屋で待ってるから」と言われた。

この後に魅音は詩音を処分した・・・という事も考えられるけど、時間的に足りないとも考えられる。

つまり詩音の死亡は圭一に嫌われたショックではないか、と個人的には考えている。

でも間違ってるかもしれない。w

白い着物に着替えた理由は?

分からん!人によっては、ここで入れ替わった。という考察もある。

じゃぁ詩音はどこに隠れていて、何故井戸の中で死んでいたのか?

辻褄が合わない。

山狗による襲撃で、攪乱捜査のために詩音を井戸に放り込んだのか。と考える事も出来る。

この辺りは魅音単独説か姉妹協力説で変化する。

魅音単独説とすると、ここで入れ替わるのは謎。

着替えたのは頭首として話をするための覚悟の表れなのかもしれない。

魅音のセリフ

「圭ちゃんはあるよね?命が狙われてるかもしれないって自覚。怖がらせるつもりで言ってない」

「圭ちゃんが詩音と富竹と鷹野さんの4人で古手神社の祭具殿を暴いてしまった事、もう知ってる人は知ってるよ。でも、圭ちゃんにとっては面白半分の探検でも、それが笑いごとでは済まない人が大勢いるって事を理解してくれたなら」

「頭をあげて。安心して私は圭ちゃんの味方だから。それだけは信じて」

「落ち着いて。今、圭ちゃんは言ってくれた。非を認めて謝ってくれた。私はそんな圭ちゃんを信じる。だから、圭ちゃんも信じて欲しい私を。何があっても私だけは味方だって・・・ね?」

「雛見沢連続怪死事件。それは最初はただの偶然だったんだと思う。でもね、変わって行ったんだよ。いつしか、オヤシロ様の祟りと大義名分を利用した狂信的な村人たちの手によってね」

「綿流しの日は村の仇敵をオヤシロ様の祟りの名のもとに殺しても良いってね」

この事から、誰か分からないオヤシロ様の祟りの名のもとに事件を起こそうとしている人から圭一を守る覚悟であることは分かる。

地下牢での会話からも、本気なんだと考えられる。

魅音の地下牢でのセリフ

「こうするしかないんだ。オヤシロ様の祟りの実行者を気取る何者か、もしくはその何者かを生み出す土壌を打ち破らない限り・・・だから、それは私が必ず何とかするから、それまでここに居て。大丈夫。それまで圭ちゃんは、安全なこの場所に身を潜めていて欲しい。この鉄格子の施錠は、圭ちゃんの身を守るためでもあるんだよ。こうする事で万が一の時、圭ちゃんは私に一方的に監禁されていた被害者なんだって言い張る事が出来るから。この雛見沢で、村の誰かが困ったらそれを解決出来る立場になった別の村人が気をきかせる。それは、村の連帯感をはぐくむとても大切な助け合いの精神なんだ。でも、その精神が変わってしまったんだ。あの事件をきっかけにして。幸せな意味で気を利かせるじゃなくて、村の仇敵を葬る為に気を利かせる。そんなネガティブなものに、そのせいで紗都子の家も。これは全部、村人の良き助け合いの習慣を、人を憎んで害するものに変えてしまった。私達御三家の責任。もう鬼の居た大昔じゃない。私は御三家の事実上の筆頭格。園崎家の次期頭首として、責任を持って終わらせなきゃいけないんだよ。オヤシロ様の祟りを生み出して、そして5年経っても終わらせられないどころか、もはやコントールする事さえできない怪物に育ってしまった。その責任を、私が取らなきゃいけないんだよ。圭ちゃん、覚えてる?ゲーム大会の時の人形、あの時、私を女の子と認めてくれて嬉しかった。私は圭ちゃんが大好き。だから、何が何でも守りたいんだ。その為には、村の因習を破壊する。それしかないんだよ」

この事からも魅音は圭一をどうにかして守ろうと必死。

だからこそ御三家頭首を次から次へと葬り、自分の力で破壊・食い止めようとしている?

一体誰が園崎家に来た?

「へぇ・・・誰の手先で来たのやら。あるいは勘付いたかな?ふふ。面白いね。会ってやろうじゃない」

このセリフから、紗都子が来たと考えられる。

紗都子は何故園崎家に来たのか。

紗都子は祭囃し編において、真っ先に鷹野の計画の弱点に気付いたし、罪滅し編でレナのトラップを見破った。

なかなかの頭脳の持ち主。

紗都子は圭一ではなく園崎家、魅音が何か知っていると思い、突撃してきたと考えられる。

アラートは1回しか鳴っていないので、同時に山狗が入った可能性は・・・0とは言えない。

紗都子が入江に相談し、山狗が動いた?この可能性は排除出来ない。

紗都子と魅音が廊下で死亡していたのは

大石によると、紗都子と魅音は園崎本家の廊下で一緒になって見つかっている。

大石は死因については言っていない。

見た感じだと頭を撃ちぬかれて、その場に倒れたのだと考えられる。

そして魅音の首には3本のひっかき傷がある。

もう1つの謎は、2人の間に落ちていた拳銃が魅音の持っていた銃とは違う物だという事。

よく落ちている拳銃を観察すると、原作版ひぐらしのなく頃にで山狗が持っている物と似ている。

祭囃し編より

ちなみに、大石が持っていた銃はリボルバータイプ。(暇潰し編

時代的に所持しているのはニューナンブM60という5発もの。これについては祟騙し編についての考察で。

なので、山狗が捜査のかく乱の為に置いた・・・と考えられる。

警察は何故居たのか?

大石による指示で園崎家の周辺で警戒していたと考えられる。

銃声が聞こえたのは、恐らく魅音によるものか?

山狗は警察が居る所でアレコレ出来ないので、山狗ではなく警察で、圭一が見た作業着の男たちは圭一の幻覚。という意見もある。

ただ、銃声や落としていた拳銃の事も踏まえると、山狗が絡んでる方が合点がいく。

山狗の行動経緯は良く分からないが、魅音の拳銃を奪い、自分達の拳銃を置いて行く・・・とも考えられる。

ともかく黒幕の意図が全く読めない。

もしくは、梨花の居場所を聞き出そうと実力部隊を送ったが魅音にやられそうになって反撃してしまったか。

綿騙し編4のキャストは魅音のみ

綿騙し編4は、1と同様にキャストが魅音だけになっている。

基本的にひぐらしのなく頃に業は、圭一の目線で描かれているので、本人が魅音だと思っているから「魅音」だけになっている。とも考えられる。

つまり、詩音が入れ替わっている可能性もあるかもしれないって事。

もしくは本当に魅音だけなのかもしれない。

綿騙し編考察まとめ

  • 富竹と鷹野の失踪は本当っぽい
  • 梨花によると2人は死んでる。これは新情報の可能性あり
  • 野村とは逆の小泉派による陰謀か?
  • 詩音も圭一に惚れていると考えられる
  • だから、魅音と同じ人形を欲しがったと考えられる
  • 梨花の演舞のミスは意図的にやってるかもしれない
  • 魅音が圭一に詩音、富竹、鷹野の事を聞いたのは別の理由から
  • 大石は最も聴取が簡単な人が圭一だから狙った
  • 詩音は、圭一との電話で嫌われたと思い〇〇した?
  • 魅音が鬼婆と公由を〇した?
  • 梨花のブチギレは諦めから来る投げやりな態度
  • 紗都子の疑いの目はループしているから?
  • 梨花魅音が〇したと考えられる
  • 魅音単独説の方が有力だと考えられる
  • 魅音は大好きな圭一を守ろうと必死になっている
  • 紗都子が山狗を連れてきた可能性は排除できない
  • 紗都子と魅音は頭を撃たれたと考えられる
  • 山狗の偽装によって現場の考察が難しくなっている?

簡単にまとめると

  • 魅音と詩音は恋敵
  • 魅音オヤシロ様の祟りは村の誰かによるものだと思っている
  • 2人が失踪した事で、魅音は不信感が増す
  • 祭具殿に入った事を詩音から聞く(もしくは別ルートで知る)
  • 手始めに御三家を消す事にした
  • 紗都子に勘付かれ、計画が破断した

こんな感じじゃないかなーって思いました。