ひぐらしのなく頃に業 鬼騙し編 考察
注意:「ひぐらしのなく頃に」を全て理解していない人にとっては、ネタバレ要素が多数含まれています。
ひぐらしのなく頃に業 鬼騙し編で起こった事件は以下の3つ
- 鷹野と富竹の行方不明
- レナの死亡、圭一の怪我
- 梨花と紗都子が家で死亡
それではまず、レナの死亡、圭一の怪我から解きほぐしていきましょ。
- ひぐらしのなく頃に業 鬼騙し編 考察
- 鬼騙し編の惨劇、レナが圭一を襲った事件について
- 結論、レナによる襲撃は圭一の反撃で終わった
- レナが圭一を襲う動機は?
- 6/15の出来事
- 鬼騙し編2 6/16の放課後について
- 鬼騙し編2 6/17の帰り道
- 鬼騙し編3 綿流しのお祭りの日
- 鬼騙し編3 富竹・鷹野の行方不明は?
- 鬼騙し編3 6/22の出来事
- 鬼騙し編4 診療所の改装
- 鬼騙し編4 梨花の助言
- 鬼騙し編4 レナの突撃
- 梨花と紗都子は、24日に発見される
- 鬼騙し編の考察まとめ
鬼騙し編の惨劇、レナが圭一を襲った事件について
鬼騙し編4で起こった惨劇は、レナの計画では圭一を殺して遺体をバラバラにするつもりだった。
この時点で、レナの襲撃は突発的なモノでは無くて計画された事だという事。
タイミング的に、圭一の母親から連絡が来たのは偶然。
圭一の怪我が大した事ないのは?
映像では圭一の上にレナがまたがり、腹部に何度も包丁を刺していた。
あれだけ何度も刺していたら、さすがに出血多量で圭一は死んでしまう。
だけど圭一は無事だった。
後の病院のシーンで、額の包帯と頬のガーゼ。そして首にケガがあったという事が判明。
レナに襲われた時、どこかの時点で圭一の記憶がおかしくなった。
→雛見沢症候群が原因
直前までの圭一の言動からして、雛見沢症候群のL3末期~L4くらいではないかと考えられる。
圭一の首を保護していたのは?
これは2つの説が考えられる。
- 圭一が自分の首を掻きむしらない為の防止策
- レナに突き飛ばされて負傷した
入江機関が閉鎖?されたとはいえデータが残ってない訳では無いと思うので、有力なのは「レナが圭一に突き飛ばされた」という描写が反転しているのではないか?という考察に至る。
もしくは、圭一の雛見沢症候群のレベルがそこまで高くなかったか。
なぜならば、大石が病室に事情を聞きに来た時、「記憶が一応ある。手に残った感触も」と言っているので、一時的に記憶を失くす程の理性が無くなるというL5まで行ってないと考えられる。
結論、レナによる襲撃は圭一の反撃で終わった
- レナが助からなかったのは、圭一による過剰防衛が原因だと考えられる
- アニメで描かれた映像は、人物が途中から反転している可能性大
- 時計を何度も頭にぶつけられたからって、死にはしない
- 首のコルセットは、レナに突き飛ばされてぶつけたから
- 頬のキズは、レナに最初にやられた
レナが圭一を襲う動機は?
レナのセリフ
「お父さんを守らなくちゃ。私が家を守らなくちゃ。圭一君を殺して私も消えよ・・・。あ、そうかーこれが今年のオヤシロ様の祟りなんだよね」
「圭一君を殺して、私は鬼隠しで消える。それでお父さんだけは静かに暮らせる。うんそうだね。それが良いよね。だって、私はもう既にオヤシロ様の祟りを受けてるんだし、ちょっとの間許されていただけで、既にとっくにあの時に・・・いいよ、私はもうオヤシロ様の祟りなんだから!」
前日のセリフ
「レナは正しい努力をしたんだよ。ねぇ、人って幸せになるためにどれだけの努力が許されるのかな?レナは頑張ったよ?凄い凄い頑張り物語だったよ?ね?圭一君に隠し事があるように、レナにだってあるんだよ」
以上の事から、レナがハメられた父親を守る為に何かをした事が考えられる。
→間宮リナと北条鉄平の殺害
圭一に2人の殺害がバレたのではないかと疑い、口封じの為にやった。と考えられる。
「レナは殺していない」という意見について
個人的にはその理由が薄くて納得出来ない。
レナのガラクタ集めがどうのこうのとか・・・。
レナの家の描写が無い以上、確定的な証拠が無い。
レナのセリフから十分に考えられる。
レナ目線ではどうなっていたか?
鬼騙し編1の6/13
レナ「楽しくて疲れちゃったのかな?」と言って、保健室で休んでから帰った日が、決行日だと考えられる。
◆罪滅し編での流れ
「幸せは有限なんだ」って思えば、毎日幸せ。と言った日の放課後に間宮リナをゴミ山で殺害。夜に鉄平を呼び出した。
その翌日は、家の用事で部活に不参加。その翌日も不参加したが、メンバーがゴミ山に行って鉢合わせしてしまう。
鬼騙し編1 6/14のカットは、雨が降っている事だけが描かれて、すぐ6/15になった。
6/14のうちにレナが遺体を処理して、6/15は後処理なのか続きをしていたのか・・・
って感じ。
6/15の出来事
圭一がゴミ山に行くと、レナが背中を向けて何かしていた。(私服で)
- 6/12の夕方にケンタ君人形を見つけていたのに、ケンタ君人形とは全く違う場所で作業していた理由は?
- 圭一が声を掛けてからレナが振り返るまで間があったのは何故?
以上の理由から、ケンタ君人形とは関係の無い作業をしていたと考えられる。
→他の宝物を探していた可能性について、無いとは言い切れないけど、妙な間が起こる理由にはならない
ケンタ君人形がある場所は、埋もれた小型バスから見える位置にある。
圭一は疲れてバスの上に寝転ぶ。
レナは「絶対そこに居てね」と言う。しかし圭一は横の車の上に乗って、雑誌を見ていた。
圭一はレナの言葉を無視していた。そして雑誌を隠した。
レナが鉈を振り下ろそうとしていたのは?
- 圭一を脅すため?
- レナのイタズラなのか
判断はしづらい。
だけれども、あの距離で圭一のつぶやきが聞こえない事はあるだろうか?
ひぐらしの鳴き声は遠いし、かなり収まっているので、聞こえなかったとは断言できない。
イタズラにしては度が過ぎているが・・・レナなら容赦しないので、口封じの為ならその場でやっちゃう可能性はある。
なので、レナは少し不審に思ってるだけで、この時点で圭一を殺すつもりは無かっただろう。
鬼騙し編2 6/16の放課後について
鉈を持ってあげようとすると、レナが冷たく「大丈夫」という
圭一が「(ケンタ君が)バラバラになってしまう」というと、レナの目が冷たく映った
これは本当なのか、圭一の幻覚なのか。
判断はしづらい。どっちともいえる。
6/13の放課後、魅音と帰る時にダム現場の事件について「なかった」と言われた事から、軽い疑心暗鬼になっている可能性もあるので、圭一の幻覚だと考えても不思議ではない。
鬼騙し編2 6/17の帰り道
魅音、レナと帰宅中に富竹と会う。
圭一は「ミステリアスな感じ。探偵かスパイのような」とボヤくと、魅音は笑っているが、レナは考えているような顔をしていた。
圭一が見ていた訳ではないので、この時のレナの表情は本当。
レナの雛見沢症候群レベルが4になると、悪い方向に考えてしまうようになるので、富竹に対して不信感を持つかもしれない。
鬼騙し編3 綿流しのお祭りの日
富竹は演舞を撮るつもりだったが、鷹野に呼ばれていて、境内から離れる。
向かった場所は河原近く。何をしていたのかは想像出来ない。
そこからまた祭具殿に入ったり・・・とするには往復しなければいけない。
しかし祭具殿に入らないとは限らない。1度合流してーの、目立たないルートから祭具殿に入るという事も考えられる。
→鷹野と富竹が祭具殿に突入したかどうかは微妙 可能性は十分あり
その後にまた河原で2人会話している所を圭一が見かけて声を掛けようとしたが、やめた。
圭一が戻ろうと踵を返した先には、木陰から圭一の方を見るレナの姿。
圭一を見ていたのか、それとも富竹と鷹野を見ていたのか・・・。
鬼騙し編3 富竹・鷹野の行方不明は?
当初はレナの仕業だ。と考察したが、そうではない可能性もある。
失踪が19日夜で、改装が23日の午前なのでタイムラグがかなりある。
つまり、診療所に関わる組織が把握し行動するまで時間があるので、2人が計画的に周りに知らせず消えた可能性もある。
もちろんレナが消して、戻って来ないから改装・・・という事も考えられる。
だけど、後者の説は少し無理がある。
雛見沢症候群の研究はまだ数年続く予定だし、このタイミングで大規模な改装を。しかも日中にする必要性が無い。
なので、レナが富竹と鷹野を襲ったと思わせる視聴者騙しの可能性が高い。
個人的には行方不明は2人による逃亡が3で、レナによるものが1の割合の可能性だと考えている。
鬼騙し編3 6/22の出来事
圭一はレナに「俺に嘘や隠し事してないだろうな」って言うとレナは「圭一君こそ、ウソや隠し事をしてない?ってゴミの山で何かを隠したよね。知らないおじさんと喋ってたよね?」と言った。
大石と話していた事がバレているのに圭一は嘘を吐いていた。
これがレナの不信を強くさせた一因だったのか?
夜の大石との電話をレナが聞いていて、帰ってしまったのは何故か。
圭一だけの言葉を抜き取ると
- レナが転校してきた事は知ってます
- レナが?
- なにがです?
- っ!?
- 何で雛見沢に来る前のレナがオヤシロ様なんて
- レナが雛見沢の・・・
最後のセリフで親父が部屋にやってくるので、それまでに引き返したと考えられる。
時間はそう長くないので、上がって来てすぐ帰ってしまったのか?
一体、何のために来たのか不明。
圭一を問い詰めるなら、帰宅中のあの場でも良かったので、推測としては・・・。
レナはもう圭一を信用出来なくなって、連れ出すなりして犯行に及ぼうと考えていた?
しかし、父親が出てきてしまったので、「圭一の部屋に行きたい」という口実を言うが、2階にあがらず引き返した。という所か。
だから、圭一が「レナは俺と大石さんとの電話を聞いていた」というのは悪い妄想だった。
鬼騙し編4 診療所の改装
6/23圭一は身体が重いため、診療所に行くが作業着の男から「改装中でしばらく休診になる」との事。
この改装は、富竹と鷹野の失踪と関係があるのか?
個人的な考察では関係あるとも考えられる。
しかし仮に2人が勝手に消えたとしても、あんな大規模な改装をこのタイミングでする必要性が無い。
→山狗が他者(野村以外の黒幕)からの指示により、工作をしていたとすると、この動きは100%ではないにしろ説明は付く。
2人を行方不明扱いにし、診療所(入江機関)を閉じる。
すぐ閉じるのは違和感が発生するので、日数を開けたのか。
鬼騙し編4 梨花の助言
あまり梨花の描写は無かったが、梨花は圭一に対して「レナが怖い、不気味に見えるのはタマタマだ。不機嫌になっていただけかもしれない。疑うのはレナじゃなくて自分自身だ」と助言した。
しかし、このせいで夜、圭一はドアを開けてしまい、レナを中に入れてしまった。
鬼騙し編4 レナの突撃
圭一母は、レナに夜ご飯を頼んでしまい、レナは家に突撃してきた。
ドアを叩いたり、ベルを何度も鳴らしたり、ドアノブをガチャガチャしたり・・・これは圭一の妄想である可能性は高い。
かなり圭一の状態は悪い。しかし梨花の助言でレナを信じようと頑張った。
圭一には鬼隠し編の記憶が一部ではあるが残っているので、そのように見えたり聞こえたりしたと考えられる。
もちろんただの妄想と考える事も。
レナは重箱を台所に持って行こうとするが、レナは1人ですると行った。
中から出てきたのは、到底食べられないもの。脱臭用の炭やシートにガムテープやノコギリ。
解体道具に見えた。
ここが本当なのか圭一の妄想なのかは微妙な所。
しかし、これまでのレナのセリフや言動から察して、圭一の口封じの為に来たと考えられる。
圭一がおかしくなったのは、レナに襲われて極度のストレスがかかったからだと考えられる。
梨花と紗都子は、24日に発見される
当初の考察では、レナがやったんじゃないか・・・とした。
黒幕による犯行も一応考えられる。
黒幕が混乱させるために1本の包丁で2人を襲ったのか。
それとも梨花が圭一を誘い出して話していた所をレナが見てしまい、梨花まで口封じしようとした。ついでに紗都子も。
隠滅は後にしようと思ったが、圭一にやられてしまい、処理出来なかった。
レナによる犯行だと、以上のシナリオが考えられる。
黒幕が山狗とかなら隠ぺい工作などを得意とするので、異常者による犯行かレナによるものだと思わせる為の工作として、包丁を使った・・・と考えられる。
しかし、梨花を襲う意図が不明。
梨花の巻き戻りは、成長した梨花から飛んでくるので死亡のタイミングがズレている。
様々な勘違いが入り乱れ、鬼騙し編の惨劇が生まれたのではないか・・・と考えた。
鬼騙し編の考察まとめ
- 圭一とレナのやり合うシーンは反転してる可能性あり
- レナは間宮リナと北条鉄平を殺害した(ほぼ確)
- レナは圭一が殺害に気付いたと思っている
- レナは圭一が大石や梨花に事件の事を言ったと妄想
- 圭一は1度目の祟りについて隠し事をしている事から疑心暗鬼に
- 富竹と鷹野の失踪は2人よる個別の行動
- 富竹と鷹野の失踪はレナによる犯行だと断定しづらい
- 梨花と紗都子の事件はレナによるものと仮定する方が矛盾が少ない
以上のように考察しました。
あくまでも個人的な考察だし、間違ってる可能性は幾らでもあるので、こうじゃないかと思うことあればコメントどうぞ。