ひぐらしのなく頃に業 郷壊し編4ストーリー概要
紗都子がフェザリーヌ?桜花?に連れてこられたところから再開
紗都子の強い願い。叶わない願い・・・私なら叶えられる。望んでるものにたどり着ける。と紗都子をそそのかす。
紗都子は「今すぐ叶えてほしい」と言うが、そうはいかない。
引き金は「死」で。
もちろん時間もかかる・・・が、羽入みたいに記憶の欠損など起こらない。
そして気付けば、紗都子は昭和58年の6月に。
紗都子は夢なんじゃないかと思ってたが、どうやら本当のようだった。
このカケラでも鷹野の陰謀に勝ち、翌昭和59年の6月・・・梨花が紗都子を本屋に誘う。
紗都子はどうなるか分かっているので、梨花を引き留めようとする。
梨花は「一緒に叶えてくれないなら、1人でやる」と言い、1人勉強に励む。
紗都子は梨花が勉強する時間を無くしてしまおうと、部活に誘って疲れさせるが・・・梨花は深夜まで勉強していた。
紗都子は梨花を連れ出し、思いをぶつける事にした。
ルチーアには行きたくない。自分の力では梨花の為と思って合格するのが精いっぱい。入学した後、勉強について行ける気がしない。
そう言ったら梨花は「助ける」と言ってくれた。「紗都子の事は1人にしない。約束する」と
しかし結局は・・・・同じ事。
梨花は金魚の糞を引き連れて、紗都子から離れていく。
梨花は紗都子の事を気に掛けて、成績が落ちた時に手を差し伸べた。だけど、振り払ったのは紗都子だ。と言った。
紗都子は梨花を抱きしめ、自慢のトラップでシャンデリアを落として梨花と紗都子自身を1度「殺した」
ひぐらしのなく頃に業 郷壊し編4考察
さー、あと3話でしょうか。3話ですべての話の謎が解明出来るんでしょうか。
次回の郷壊し編5では紗都子が1期の裏でやっていた事が分かるのではないか、と思ってます。
今回の郷壊し編4では紗都子が何故、ループをする者となったのか、梨花を殺す事にしたのか・・・その辺がしっかり描写されてましたね。
フェザリーヌ?
俺はうみねことか知らんので、フェザリーヌは知らんのですけど・・・どうも羽入の上位互換って感じですよね。
なんか紗都子の事を、良く分からん言い方してたんで、フェザリーヌなんだと思います。
彼女の力は分かんないんですけど、記憶の継承が出来る事。生きている紗都子を引き込む力を持っている事。この2点だけでも羽入を超える力を持ってる事が分かりますね。
フェザリーヌ(?)と紗都子のセリフ
「久しぶりであるな。人の子よ。赤き海の星以来となるか。ついに我にたどり着きし、その執念。褒めて遣わす価値があろうぞ。何を豆鉄砲を喰らったような顔をしている。フィーア、いや。みつよだったか」
「誰の事を言っていますの?」
「それとも、特異脊髄標本LD3105号と呼んだ方が似合いかな?」
「さっきから意味が分かりませんわ。あなた誰ですの?」
「ん?これは」
「それに大体、ここはどこなんですの?祭具殿ではありませんわよね」
「哀れな事よな。いや、悲しくさえある。あれほどに我を追い求めて那由他の時を彷徨ってきたというのに、ついにというこの機運に際し、そなたは我の事を既に忘却していたというのか」
「私は、あなたなんか知りませんわ」
「我らを知るしし者はつくづくに無常であるな。まぁよい。見たところそなたには願いがあるようだな。届かぬ願いに刻々と精神をすり減らしているのだろう。魂の悲鳴が聞こえてくる」
「それが何だというんですの?」
「人の子の身では叶えられぬその願い、我の力を得れば必ず成就させることが出来るだろう。この力があれば、そなたの願望。自分が望む理想の世界に必ずやたどり着くことが出来る。ただし、長い時間の果てにではあるがな」
「そんな事、出来るはずありませんわ。出来るというのなら、今すぐ叶えてみせて下さいませ」
「ならば、我が力を貸し与えよう。そなたは繰り返す者となりて、願いをかなえるために時の渦をめぐるのだ」
「繰り返す者?なんなんですの、それは」
「世界を繰り返すための引き金となるのは、そなた自身の死」
「えっ?死?いま、死とおっしゃいましたの?」
「だが安心するがよい。我が力は猫のように不完全なものではない。記憶の欠損など起こらぬ完全な力であるからな」
「分かんない。訳が分かんない」
「むろん旨い話がタダであろうはずもない。だが、そなたは対価を払う事を意識する必要はない。繰り返す者として時の渦を巡る事そのものが我が感傷に値すれば、それで対価に十分だからな」
「私にはあなたが何を言っているのか、さっぱりですわ。もうここから帰してくださいませ」
「観賞は既に始まっているが、心地よいぞ人の子よ」
とりあえず、お前は誰なんや!?と問いたいです。w
フィーアとか、そういう設定知らんのですよ。
とにかく、彼女は羽入より力が強いって事なんですよね。
OPの変更点
郷壊し編4のOPから映像が変わりましたね。
最初の登場人物と関連品が、紗都子だけ「びっくりBOX」に変わっていた事。
歌詞の「嘲笑った」前から影がハッキリして、フェザリーヌ(?)に。
まだ最後のサブリミナルの「日本人形」だけはハッキリしてないんですよね。
描写されてないけど、梨花と自分を殺した?
紗都子がフェザリーヌ(?)と会った後に、昭和58年に戻っていたので、恐らくはあの後現実世界に戻って梨花と自分を殺したのか・・・。
ただ、梨花までやらんでもループ出来るとは思うんで、そこの所はどっちでも良いのかと。
紗都子の心情的に許せないので、梨花を巻き込んだのかな、とも考えられますね。
戻って来た紗都子のセリフ
「あんなこと、絶対にありえませんわ。私が繰り返す者?そんな訳が分からないバカげた話ございませんもの。きっとおかしな夢でも見ていたのですわ。今年はまだ昭和58年でございますものね。長い、とても長い夢でしたけど、そうとしか考えられませんもの。だって、あんなことが現実に。リカが雛見沢を離れようとするなんて、わたくしにあんな態度を取るなんて、全部夢に決まっていますわ。そうでなければいけませんの」
紗都子は「梨花が雛見沢を離れる事」はあり得ない。と思っている節がありますね。
この時点で梨花と紗都子には思いのすれ違いがあります。
梨花の想いとは
「僕は、ずっとずっと待っていたのです。サトコが想像できないくらい、憧れ続けてきたのです。自由に僕自身で雛見沢の外へ出る事が出来る、そんな世界を。今までの僕は夢を見る資格さえなかったのですよ。サトコも部活のみんなも大好きなのです。でも、知らない生活に憧れる事はそんなにいけない事なのですか。サトコが僕と一緒に夢をかなえてくれないのなら・・・」
「リカ・・・」
「もういいのです。僕は一人でも受験勉強を頑張るのですよ」
梨花はもう何年も雛見沢で。昭和58年で途絶える運命を何度も繰り返してきた。だからこそ「外の世界」に憧れを持ってしまったんですね。
梨花は皆の事が好きだけど、解放された以上は今まで出来なかった事をしたい。という思いが強かった。
紗都子なら同じ学年だし、器用だから一緒に行けるはずだ。と思っていたんでしょうかね。
紗都子と梨花。夜の約束
「リカは、どうしても聖ルチーア学園へ行くつもりなんですわね」
「僕だけではないのです、サトコも一緒なのですよ」
「正直に言いますわね。わたくしは遠くの学校には、聖ルチーアには行きたくありませんのよ」
「受験が不安なのはわかるのです。でも」
「そうではありませんの。わたくしは確かに勉強が大嫌いですわ。でも、未来の私はきっとリカの為に、リカが喜んでくれるならとそれはもう限界以上に頑張りますわ。頑張って勉強して、そして仮に一緒に入学できたとしますわよね。だけど、その時はもう限界をとっくに超えているんですの。授業について行くことは絶対にできませんのよ。わたくしはそんなみじめな学生生活を送りたくありませんの」
「もし、本当にそんなことになったら、僕が助けるのですよ。僕も勉強は好きではないのです。でもサトコの分からない所を僕が教える事は出来るかもしれないのです。一緒に勉強する事もできるのです」
「リカは私とは違いますの。成長したリカはきっとエレガントで魅力的だから、聖ルチーアでも友達がたくさんできますわ。わたくしはおしとやかには出来ませんし、友達もきっと居ませんわ。お嬢様学校の校風はそもそも水が合いませんのよ」
「サトコ・・・」
「一度でも背伸びをして入ってしまったら、卒業まで背伸びをし続けないといけませんの。わたくしには耐えられませんわ」
「嬉しかったのですよ。サトコが本心を打ち明けてくれて、嬉しかったのです。約束するのです。僕はサトコを一人にはしないのです。サトコが困っている時は、親友の僕が必ず助けるのです。だから僕を信じて僕と一緒に聖ルチーア学園を目指してほしいのです」
「本当に信じていいの?」
「はい、約束です」
「仕方ありませんわね。もう一度だけリカの言葉を信じる事にしますわ」
「絶対に後悔させないのですよ」
紗都子は時を巡ってきたからこそ、どうなるか分かっていた。だから、梨花に「嫌だ。耐えられない」と伝えた。
梨花はルチーアに行くという強い意志を決して曲げなかった。
その代わりに梨花は「必ず助ける。信じて」と言った。
梨花は助けると言ったが・・・
梨花は2度目の受験前に「1人にしない。助ける。約束する」とは言ったものの、実際には取り巻きを後ろに引き連れて何もしなかったようだ。
梨花は「助けようとした。手を差し伸べたけど、振り払ったのはアナタだ」と言った。
だけども梨花は自分の状況を正確に理解してなかったんだろう、と俺は思った。
本当に紗都子の事を想うなら、あんな取り巻きなんかどーでも言い訳で。結局自分の今のポジションに気持ち良くなってたんじゃないか、と感じましたね。
「リカ・・・あんたの言葉を信じた私への、これが仕打ちなんですの?そうやって私の事をを物笑いにしてますのね。何が一人にしないだ。何が困っている時は助けるだ。何が親友だ。これは裏切りでございますわよ、ねぇリカ」
紗都子の依存もあるかと思いますが、梨花があんな金魚の糞なんかほっといて紗都子に手を差し伸べれば良かったんですよね。
結局、梨花は自分がチヤホヤされるポジションを失いたくない。という思いがあったんじゃないか?と疑ってしまいそうです。
紗都子と梨花の会話(玄関)
「おはようリカ」
「サトコ」
「親友の私には挨拶はないんですの?それともやっぱりあれも嘘だったんですの?嘘つきリカ」
「おはようサトコ」
「私はリカと話をしていますのよ。金魚の糞はお呼びではありませんの」
「だったら、なぜあの夜の約束を破ったんですの?」
「私は嘘なんてついてないわ。あなたの成績が落ちた時、私は手を差し伸べようとした。その手を振り払ったのは、サトコあなた自身でしょう」
「わたくしはリカと一緒に乗り越えたかったんですの。リカに憐れんでほしかった訳ではございませんのよ」
「憐れんでなんかいないわ。あなたが勝手に卑屈になってただけでしょう」
「こんな話をしていても、らちがあきませんわよね」
「えぇ、同感よ」
「いけませんわね。今日はこんな事を言いたかったわけではございませんのに。リカ・・・こうしていると昔を思い出しますわね。さぁ始めましょう。次はあなたの嘘には絶対に騙されませんでしてよ」
梨花は手を差し伸べた。でも紗都子は憐みに見えた。
確かに紗都子にも卑屈な面はあったかもしれない。けど梨花は恐らく紗都子に寄り添いきれてなかったんだと思います。
なんだかんだで紗都子はまだ高校1年生という年齢。プラス5年だとしても、1度目のループだから、ほぼ精神年齢がそのままといって良いかと。
紗都子の依存体質にも問題はあるけれど、梨花も梨花で言い方とかやり方があったのかもしれない。
郷壊し編2では
梨花は紗都子に「勉強の事で悩みがあるなら・・・」と声を掛けていた。
梨花の後ろには金魚のフンが居て、紗都子は遠慮したって感じですよね。
紗都子だけが悪いんじゃないと思います。
次回、郷壊し編5は
紗都子が梨花を巻き込んで潰れた所で終わったんで、再度ループした世界から始まるのだと考えられます。
怒涛の伏線回収というか、謎が分かると予想されるんで、見逃せませんね。
それでは、また来週。